子どもたちに育てる喜びを
農場「なかがわ野菊の里」と提携し、初夏の田植え、秋の稲刈りを子どもたちが体験しています。(4、5歳児)
昔ながらの手作業で行う田植え、稲刈りを通し、普段食べている米の育ちに関心を深めています。
また保育園内では、様々な野菜を栽培しており、苗植えをした子どもたちは、その生長に喜びを感じて、いまかいまかと実りの時を待っています。
農場「なかがわ野菊の里」と提携し、初夏の田植え、秋の稲刈りを子どもたちが体験しています。(4、5歳児)
昔ながらの手作業で行う田植え、稲刈りを通し、普段食べている米の育ちに関心を深めています。
また保育園内では、様々な野菜を栽培しており、苗植えをした子どもたちは、その生長に喜びを感じて、いまかいまかと実りの時を待っています。
近年は、スーパー等へ行けば、おいしく調理されたものが安価で手に入ります。
家庭においては、電子レンジ等、家電の普及、進化により、調理にかける手間も時間も省略できるようになりました。
そんな時代を生きる子供たちは、食べ物のありがたみにも気づきにくく、調理してくれる人への感謝の気持ちも育ちにくい現状です。
当園では、積極的に調理活動を取り入れていますが、使う道具は、おくど、羽釜、七輪など・・・。
オール電化化が進み、火を見ることが少なくなった現代において、原始的な方法で調理をする体験は、手間や時間がかかり、苦労を伴いますが、火で加熱することによって食材を煮炊きできることなど、調理過程における一連のプロセスを知ったり、作る楽しさ、食べる喜びを五感(視、聴、嗅、味、触)を通して感じるなど、意義の大きいものとなっています。
文明が発達し、物質的に豊かになった現代。
苦労して、一から物を作り上げたり、仲間と協力し合って物事をやり遂げたりする体験が少なくなっています。
当園では、文明の利器に極力頼らず、様々な体験をすることで、達成感を味わい、仲間との信頼関係を築いています。
意欲や創造力、忍耐力等、生きる力の根源的な能力を育むことを目標とし、自然体験・生活文化体験を多く取り入れています。
子どもたちにとって、昆虫や小動物など身近な生き物との出会いは、好奇心や本能的な興奮、知的欲求をかきたてられるものです。
虫取りあみなどの道具は用いず、素手で生き物を捕まえるのがひまわり流!
生き物の動きをよく観察し、俊敏な身のこなしで捕まえる様子は狩りそのもの!!
捕まえた小動物を仲間の一員のように迎え入れたり、よく見て、よく触って生態を知ったりと生命を身近に感じる体験がそこにあります。
社会福祉法人 蒼生会
杉並ひまわり保育園
杉並区役所 保健福祉部
保育課 保育相談係